ナウシカアはギリシア神話に登場する(歴史、神話)

スケリア島の王女のことである。父はパイアーケス王アルキノオス、母はアレーテー王妃。
ホメーロス作『オデュッセイア』において、主人公オデュッセウスはトロイア戦争からの帰途、幾多の苦難の果てに故郷イタケーに帰り着く。
その直前に立ち寄った島が、ナウシカアの住むスケリア島である。スケリア島は、現在のコルフ島であるといわれる。
一つ目巨人ポリュペーモスから逃れたオデュッセウスだったが、ポリュペーモスの父ポセイドーンの怒りに触れ、乗っていた筏は嵐に吹き飛ばされてしまう。
オデュッセウスは、身にまとうものひとつない状態でスケリア島の海岸に漂着したところをナウシカアに救われる。ナウシカアはオデュッセウスを王宮に招き入れ、身だしなみを整えさせる。
立派な姿となったオデュッセウスを見たアルキノオスは、オデュッセウスがこのままとどまり、ナウシカアを妻としてくれればよいと考え、ナウシカアもまたオデュッセウスに好意以上の気持ちを抱く。
しかし、オデュッセウスがイタケーの王であり、かつ妻ペーネロペーが待つイタケーへ帰りたがっていることを知ったナウシカアは、オデュッセウスを船に乗せ、イタケーへと送り出す。
別れに際して、国へ帰ってもいつか自分のことを思い出して欲しいと告げるナウシカアの言葉が印象的である。
update:2009年09月19日